2025年12月。GKP(代表:三浦和真)が主催する冬の恒例イベントに、昨年ついに日本代表デビューを果たした早川友基(鹿島アントラーズ)が姿を見せた。
GKPとは、「未来ある子どもたちにゴールキーパーというポジションの楽しさと奥深さを伝え、日本サッカーのGK育成を底上げする」ことを目的に立ち上げられた組織。オフシーズンには、高丘陽平、ウィリアム・ポープ、福井光輝ら、国内外で活躍するトップGKが一堂に会し、子どもたちへ直接指導を行う貴重な場となっている。(GKP / https://goal-keeper-project.com)
そんな熱量あふれる空間で、早川は何を感じ、どう未来を見据えているのか。
昨季の振り返りから、イベントに参加した子どもたちの印象、そしてW杯にかける想いまで、率直な思いを語ってもらった。

2025年シーズンを振り返っていかがでしたか?
充実した 1 年で、その中でも日々レベルアップできている実感がありました。いろいろな環境を経験できたからこそ、得るものも多いシーズンだったと思います。
日の丸を背負って、ピッチに立った瞬間の心境を教えてください。
とにかく緊張しました。普段はあまり緊張しないんですが、すごく緊張しました。ただ、心強いチームメートがたくさんいたので安心感もありましたし、その中でも自分の良さを出さなければいけなかったので、まずは失点をゼロに抑えることができたのは良かったと思います。
GKとして、早川選手ご自身のどんなプレーが評価されていると感じますか?
まず、シュートストップの部分が評価されたと思います。それ以外にも、ビルドアップは自分が得意としている部分で、現代のサッカーでは足元の技術やビルドアップは重要視されているので、そこも評価されたと感じています。

今回のイベントを通じて、小学生年代のGKについてどう感じましたか?
まず、今回のGKPのようなイベントに興味を持って参加してくれるのはすごく嬉しいです。将来プロを目指すのであれば、技術やマインドも大事です。何より「やり続ける力」がゴールキーパーには特に重要だと思います。その中でも自分と向き合える選手になることが、より重要だと感じています。

中高生年代のGKについてはどう見ていますか?
中高生になると身体もできてきて、自分の得意とするプレーと苦手なプレーがより明確になります。そこで短所を伸ばすのか、長所をさらに磨くのか、その見極めが大切ですし、とにかくいろんな経験をしてほしいです。あとは、中高生のうちに成功体験を積むことも大事ですが、逆にミスやうまくいかない経験からつまずくこともあるのでその中でどう跳ね返していくか。反骨心や心の持ち方がすごく重要だと思います。自分も当時もっと意識してやっておけばよかったと思う部分でもあります。
最後に、2026年の意気込みを教えてください。
2026年はワールドカップもありますし、自分のキャリアにとって非常に重要なシーズンになると思います。でもまずはチームで結果を出すこと、そして自分のパフォーマンスに集中したいです。その積み重ねが日本代表、そしてワールドカップにつながるはずなので、「伸ばすべき部分」や「もっとやらないといけない部分」を逆算しながら、行動していきたいと思っています。
