青山学院大 5 – 0 奈良学園大
青山学院大先発・中西聖輝（4年・智弁和歌山）がゲームを支配した。この日投じたストレート、スライダー、フォークの全球種でストライク・空振りを奪い、制球も安定。7回を8奪三振、1安打無四球で零封するほぼ完璧な投球するほぼ完璧な投球。
奈良学園大は初回にヒットとエラーで2死二・三塁のチャンスを作ったものの、得点はならず。この回以降は中西に完璧に封じられてしまう。
その裏、青山学院大は2番・山口翔悟（2年・龍谷大平安）のソロであっさり先制。山口はこのホームランを含む2安打・2犠打で存在感を示した。
3回には3番・小田康一郎（4年・中京）のタイムリーと4番・渡部海（3年・智弁和歌山）の2ランで追加点。6回にもタイムリーエラーでダメ押しの1点を奪い、試合を決定づけた。
奈良学園大は先発・矢川幸司郎（3年・日本航空石川）の後を受けた３投手が6回を1失点に抑える力投を見せる。
しかし、青山学院大の8回・渡辺光羽（4年・金沢学院大附）、9回・布施東海（3年・二松学舎大附）の左腕リレーに目立った見せ場を作れず、昨年王者・青山学院大が順当に初戦をものにした。
PROFILE
梶 礼哉(Reiya Kaji)
北海道江別市出身のフォトグラファー / ビデオグラファー / ライター。小樽商科大学在学中の2017年、ドイツ野球ブンデスリーガ傘下（地域リーグ）バイロイト・ブレーブスでプレー。MAX100km/hの直球と70km/hのカーブを武器に投手としてそこそこの活躍を見せる。卒業後、紆余曲折を経て株式会社ワンライフに所属。FERGUSでは撮影とインタビュー・執筆を担当。
