
6月1日開幕!Kings World Cup Clubs 2025 in France

自己紹介と現在の活動について教えてください。

金武航二朗、33歳。既婚で子どももいる、現役の“キングスリーガー”です。いまは「キングスリーグを日本に広めて、世界一を目指す」という目標のもと、日々活動しています。具体的にはYouTubeとTwitchでの配信を中心に活動しています。

大学卒業後、どのような道を歩んできたのですか?

いい質問ですね。普通の私立大学に通っていて、就職活動はしませんでした。俳優を志して、小劇場に出たり、芸能事務所に所属してCMや映画のオーディションを受けたりしていました。27歳ぐらいまでパッとせず、コロナになって、そのタイミングで自分でYouTubeを始めて、同時にサッカー部のコーチなんかもしていました。

そこからウィナーズに?

はい、29歳くらいのときにウィナーズのトライアウトがあって、参加しました。結果的にサッカー系YouTuberになってました(笑)。今は止まっていますが、素敵な舞台に立たせてもらいました。

キングスリーグにはどのように関わることになったのですか?

もともと海外で話題になっていて、僕が大好きなロナウジーニョが参加してたことも知っていました。そんなときに、加藤さんがオーナーの日本チームが出るって友人から聞いて、加藤さんの偽アカウントに「カバン持ちでも何でもやるんで、連れて行ってください!」ってDMを送っちゃったんです(笑)。それでもなんとかトライアウトにこぎつけて、必死にメンバーの枠を勝ち取ったって感じですね。

過去2大会参加されてどうでしたか?

1回目のメキシコ大会は、サッカーの強度もわからなかったし、雰囲気もまったく知らなかったんですけど、行くからには「優勝するぞ」って気持ちで臨みました。でも、結果は予選敗退でした。2回目のイタリア大会は、前回の悔しさがあったので、「結果を残さなきゃ」という想いがすごく強かったです。加藤さんの想いや熱量にもより深く触れることができて、「本当に勝ちたい」という気持ちで臨みました。でも、結果はまた予選敗退で、まだまだ足りないと痛感させられる大会でもありました。

加藤純一さんの印象は?

やっぱり、“応援したい”と思えるサポーターの数じゃないですかね。加藤さんの魅力って、やっぱり衛門の存在だと思います。
僕自身、ウィナーズとかでサッカーをやってる子どもたちからは知られているけど、そこからあの熱量で応援される人になるって、本当に限られた人しか無理なんだなって実感しました。知名度と人気って、また別物なんだなって知ったうえで、あの人気は本当にすごいです。加藤さんってとにかく真っ直ぐなんですよね。「世界一を取る」って言ったら、本当に取るんだろうなっていう、みんなの期待があるし、「この人なら世界一になってほしい」って思わせてくれる。とにかく、加藤さんの魅力は、衛門の数。それに尽きると思います。

今大会での役割について教えてください。

選手としては出られないんですが、コーチングスタッフとして登録されています。実質的には、応援団長であり、モチベーターであり、ヘイトタンクであり、雑用係であり、加藤さんのペルシアン(笑)。プレイヤー、オーナー、監督――それ以外はもう全部やるつもりです。

やっぱり今回も新規メンバーがいる中で、準備期間も全然ないっていう状況なので、選手間のコミュニケーションとか、選手同士を繋げるのもそうですし、選手と監督、選手とオーナーを繋げるところに、僕が接着剤のように入っていく。チームを本当の意味で一つにするっていうところは求められてるし、僕もそこが買われてるんだろうなっていう自負はあります。


今回の注目選手は誰でしょうか?

本当に現状集められる最強メンバーが集まったって感じなので、全員が注目されるべきだと思います。ただ、過去2大会のメンバーに入っている深谷圭佑だったり、森保翔平、小田崚平、圓乘健介、縣翔平、中村駿介あたりの人たちには、チームのために発言してほしいし、嫌なこともちゃんと言ってほしいし、コミュニケーションをとってほしいですね。あとは森保翔平も今回キャプテンで、彼はチームを引っ張るというより背中で語るタイプなんですけど、それでもたくさん喋ってほしいなと思います。プレー面で言うと、22歳の一番若い宮下豪也選手。彼は本当に海外のエースドリブラーみたいな感じで、身体能力も高いし、両足で蹴れて身長も188センチあって、ジャイさん(ジャイアント・カズキ)と同じです。宮下選手の本当にいいところは、もうチームに溶け込んでいるというか、最年少を感じさせないっていうところも含めて、本当に彼がキーマンだなって感じます。

今大会の目標について教えてください。

勝ちたいです。結構みんなから「いいな、メキシコ行けて」「イタリア行けて」とか「イタリアでどこ行ったの?」みたいなことを聞かれるんですけど、あの大会の時は周りの熱量を感じると、もう日本代表みたいな気持ちになるんですよね。本当はルーブル美術館とかエッフェル塔で写真撮りたいとかあるんですけど、まずはやっぱり勝ちたい。勝つためにミーティングもしたいし、みんなのケアも手伝いたいし、緊張をほぐしたいっていう感じですね。まあ、勝ってフランスで打ち上げしたいです。

最後に、航二朗さんの夢はなんでしょうか?

僕がキングスの日本代表のオーナーになって、トロフィーを掲げることですかね。キングスの舞台は好きだし、点を取った時も気持ち良かったんですけど、やっぱりオーナーがかっこよくて、僕はこれだけキングス、キングスって言うようになったんで、かっこいい人には憧れがあります。ロナウジーニョに会いたくてキングスに行ったけど、加藤さんみたいになりたいし、加藤さんを超えたいっていう思いもあって、今キングスに取り組んでいます。まずは加藤さんにトロフィーを掲げてもらって、次は俺だっていう気持ちで、配信もSNSもサッカーも頑張っていきたいと思ってます。