鎌倉インテルに行けば、(河内)一馬さんをはじめ優秀なデザイナーさんたちに会える。
彼らとの会話の中で「ZETAがカッコいい」と聞いたのは、4月のことだった。
ゲームとは無縁だった私にとって、e-sportsは未知の領域。
ただ、彼らが言う通り、ZETAはカッコよかった。
4月にZETA DIVISIONのアートディレクターであるIshigakiさんにアポをとり、7月2日公式戦の試合前にようやくお会いできた。
鳩スタ近くのコメダ珈琲。Ishigakiさんが注文した「クラフトコーラ氷」は想像以上に大きかったが、黙々と食べ続け、すぐに完食。どうやらここにくる前、一人で小町通りを散策中に購入したスイーツをトンビに持って行かれたようである。
失礼ながら、そんなエピソードよりも、ゲーム市場の大きさには驚かされた。
そりゃピケやアグエロがe-sportsに参戦する理由もよくわかる。
ちなみにアグエロのe-sportsチーム「KRÜ」のスポンサーにはVISAやDisney+等が並んでいる。
また、e-sportsの世界大会では数万人の観客を動員するらしく、「他人がゲームしているところをわざわざ観にいくのか」なんて思ってしまったが、サッカーも一緒じゃねーか。私たちも他人が球蹴りしているところをわざわざ観に行っている。
将来、ゲームが職業になると分かっていたら、もう少し親を説得していたのだろうか。
7月2日 第9節 Y.S.C.C.セカンド
カメラマンの、ちょっとした試合前の気持ち。
コメダ珈琲でIshigakiさんに言われた「サッカーは外だからいいですね」の言葉。
e-sportsは屋内スポーツなので、撮る画を大きく変えることは難しいようだ。
「今日の試合雨は嫌だな」とか思っていた自分が少しだけ情けなくなった。
雨の日にしか撮れない写真だってある。
気持ちを新たに、いつも通り「今日はこんな写真撮ろう」って考える。
天気はどうだとか、キックオフは何時だとか、先発は誰だとか、考えながら。
この日の試合は暑さを考慮して19時キックオフ。
日中の天気が快晴だったこともあり、美しい夕焼けが選手を照らす。
前節、公式戦初出場ながら悔しい失点を喫してしまったGK岡崎選手。
2試合連続先発になった彼の試合前の表情は必ず撮ろうと決めた。
撮るべくして「撮れた!」ときの感覚は気持ちいい。
そして、意図せぬ動きを捉えた時の感覚は最高に気持ちいい。
Date:07.02.2023
Location:Kamakura,Kanagawa
Attendance:224